先日、下記の記事をあげました
配当金生活を目指すあなたが保有すべき米国ETFは、【VYM】ではなく、【QYLD】である理由
リベ大の両学長や、もみあげさんなど、有名米国株投資家は、
【VYM】【HDV】【PFF】(利回り重視なら【SPYD】も有り)などを薦めています。
「主張が違うよ?」
そう言われるかもしれません。
「無名の言うことは本当なの?」
と疑問に思う人も多いかもしれません。
私なりに、理由を更に深堀りするので、もし納得いった方は、方針変換して下さい
1.実質インデックス投資である
【QYLD】は、NASDAQ100に投資しているのです。
ファンド目的
「NASDAQ100インデックスに連動する投資成果を目指します。」
と記述があります。
NASDAQ100連動の米国上場ETF【QQQ】と同じなのです。
違うのは、
上昇利回りを配当金として、分配している点です。
単純に、【QQQ】の配当版と思ってもらって間違いないです。
構成銘柄も、NASDAQ100と同じです

めっちゃいいじゃん!
高配当ETFの弱点って、組入銘柄に
景気悪化に弱い銘柄や、
利回り良くても業績が良くない銘柄が、含まれている事ですよね。
高配当ETFは、インデックス投資ほど、安心して長期保有できないんですよ。
その点、【QYLD】はインデックス投資なので、安心なのです。
おまけで、設定日(2013/12/11)以来の【QQQ】と【QYLD】のチャートを見ます

QQQ 2013/12/11以来 235.43% 上昇
QYLD 2013/12/11以来 -14.60% 下落
配当利回りを加味しても、約11% × 7年 = 77% なので、
実質利回り QYLD = 62.4%
配当金として分配する分は、複利の力が利かなくなっています。
これは、しょうがない
配当金を再投資していれば、結果は違うでしょうね。
配当金生活を目指すなら、資産価値を気にしている人は少ないと思います。
そこは考えなくていいでしょう
2.毎月分配型
毎月末の配当金支払いなので、
資金管理がしやすいですね。
米国株の高配当ETFは、
だいたい3ヶ月に1度の配当分配です。
配当金生活を始めたとして、
毎月給料をもらって生活していたあなたが、
3カ月の間、しっかり資金管理できるでしょうか?
3か月経つ前に、配当金が底を尽きそうになり、
貯蓄に手を出す可能性は有ります
資金管理は、簡単ではないからこそ、現実にお金に困る人が多いのです。
会社員時代は、毎月末に給料を頂き、それをうまく資金繰りしています。
同様に、毎月末に配当金が振込まれれば、今まで通りに資金管理がしやすいのです。
その点、【QYLD】は毎月分配なので、資金管理しやすさでも、ズバ抜けているのです。
3.高配当ETFの中で、実質利回りが1番高い
有名米国株投資家のおすすめ高配当ETFの実質利回りと比べます

実質利回りでみると【QYLD】の勝利なのです。
【VYM】= 35.01% + 3.5%配当/年 × 7年 =59.51%
そのうち、配当金として支払われるのは、
3.5%配当/年 × 7年 = 24.5% なのです。
配当金生活をしたい人にとって、
資産価値上昇よりも、
毎月、配当金が多く分配されることの方が大事です
その点、配当金生活をするなら【QYLD】が向いているのです。
まとめ
以上、まとめますと、
1.実質インデックス投資である
2.毎月分配型
3.高配当ETFの中で、実質利回りが1番高い
配当金生活を目指すあなたが保有すべき米国ETFが、
【VYM】ではなく、【QYLD】である理由を理解いただけましたでしょうか?
将来、配当金生活を目指しているなら、
【QYLD】です。
参考にしていただければ幸いです。
資産運用で幸せをつかもう!
コメント
お願いします。もっと勉強してください。